宮事研グランドデザイン「新たな学校事務の構築」

グランドデザイン策定の趣旨

 急激な社会変化のなか、子どもたちの豊かな成長をはぐくむためには、家庭・学校・地域が一体となり「地域とともにある学校づくり」を推進していくことが求められています。このようななかで、私たち学校事務職員は、学校における唯一の行政職員としての専門性を発揮して、学校経営に積極的に参画し、学校の様々な課題を解決することで「学び」や「安全」などの質の改善に貢献していくことが期待されています。
 平成25年度に実施しました50回記念大会は、宮事研の過去の歴史を再認識する場となりました。そしてそれは、学校事務確立の歴史でもありました。全国に先駆け様々な取組がなされ、多くの成果を残し、その成果は全国へと波及していきました。
 しかし、現在の宮崎県の学校では、十数年に及ぶ人事交流や学校事務採用職員の大量退職などもあり、それまで蓄積・継承されてきた職務経験や業務処理の技術、そして何よりも重要な学校事務についての理念が急速に失われようとしています。このような現状を打破し、これまでの職務経験や知恵を継承しながら、新しい時代のニーズに対応するために、宮事研グランドデザイン「新たな学校事務の構築」を提案します。

グランドデザインの特徴

  •  今後私たちの進むべき方向性を「5つの学校事務機能の充実と強化」のキーワードで整理。
  •  職能・職階による資質・能力形成ではなく、事務職員個人の状況に応じて設定した業務段階と、その個人の学校での取組を支援するための共同実施の役割を併せて示した、「ステップアップ表」の活用による機能向上。
  •  「目標設定・振り返りシート」を使ったフィードバックシステム。

グランドデザインリーフレット

グランドデザイン20150514.pdf

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